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【参戦報告】6/14UNIZONE第3戦参戦のご報告

2025年6月14日(土)、遠州ハママツモータースはJAF公認eモータースポーツリーグ「UNIZONE」第3戦に参戦しました。今回の第3戦も各チームが本拠地からオンラインで対戦する形式で開催され、当チームは前回に引き続き「はままつ地ビールレストラン マイン・シュロス」を拠点に戦いました。

レース概要

  • 開催日:2025年6月14日(土)
  • 会場:はままつ地ビールレストラン「マイン・シュロス」(浜松市中央区)
  • 形式:各チームが本拠地からオンライン参戦
  • 競技タイトル:iRacing

各レースの展開

予選タイムアタック(モビリティリゾートもてぎ、選択車種:Super Formula SF23 – Honda)
スーパーラップ方式で行われた開幕戦、第2戦と異なり10分間の計時予選となった今回、各車セッション開始から順調に走行を続ける中、今大会が初出場となる百瀬選手が一時3番手タイムを記録するなど好走を見せ、最終的に1:30.978で4番手となった。田中選手は1:31.537を記録し8番手で予選を終えた。

スプリントレース1(モビリティリゾートもてぎ、選択車種:Super Formula SF23 – Honda
「リバースグリッド無し」「リバースグリッド」「ハーフリバースグリッド」も3種類のグリッド方式から選ばれる抽選では「リバースグリッド無し」となり、予選結果通り百瀬選手が4番手、田中選手が8番手スタートとなった。
オープニングラップで他車の交錯やスピンがあり、それぞれ百瀬選手が3位に、田中選手は5位までポジションを上げた。百瀬選手はその勢いのまま2番手の名古屋OJA小出選手に食らいつく走りで、デビュー戦を3位表彰台を獲得した。田中選手はSaishunkan Sol黒澤選手、東京ヴェルディ兒島選手、群馬ダイヤモンドペガサス浅賀選手と熱いバトルを展開し、8番手フィニッシュとなった。

スプリントレース2(ムジェロサーキット、選択車種:MacLaren 720S GT3 EVO
予選とスプリントレース1を担当した百瀬選手に代わって参戦した瀬田選手は、今までの良い流れに乗っていきたいところだったが、オープニングラップで痛恨のコースアウト。1コーナーで接触の影響を受け最後尾まで下がってしまった田中選手とともに、スプリントレース1とは打って変わって苦しい展開に。それでも粘り強い走りでそれぞれ6位、7位までポジションを上げたものの、4周目の1コーナーで前方車両のスピンに巻き込まれる形で瀬田選手がクラッシュ。思わぬ形でのリタイアとなってしまった。生き残った田中選手は順位を守り切り、自己最高位の5位フィニッシュ。チームランキングとしても個人ランキングとしても、非常に大きな4ポイントを持ち帰った。

セミ耐久レース(ムジェロサーキット、選択車種:MacLaren 720S GT3 EVO
スタートドライバーを務める瀬田選手はスタート直後に順位を上げ2番手に。序盤に群馬ダイヤモンドペガサスとのバトルで接触を避ける形で3位へ後退したものの、その後はピタリと背後についていきピットウインドウが閉まる7周目まで引っ張り田中選手に交代。冷静に背後で燃費を稼ぎ続けた結果、同時にピットインを行った群馬ダイヤモンドペガサスの前でコースへ復帰。スプリントレース②の悔しさをバネに、2番手で田中選手へバトンを繋ぎました。
最終スティントを務める田中選手はピットアウト直後から群馬ダイヤモンドペガサスを突き放し、猛烈なペースで追い上げるSaishunkan Sol 熊本も振り切って遠州ハママツモータースとして初めての2位表彰台を獲得した。

選手コメント

  • 田中選手:今できる最大限の力を発揮できたと思います。
    ただ、トップとの差やバトルでの順位変動など、まだまだ伸びしろを感じる部分も多く、これからは予選タイムの向上や、レース中の判断力、特に混乱時の対応力をさらに高めていきたいです。
    前戦に続き、他チームと比較すると、事前の準備のクオリティと、チーム内の連携が非常に高かったと思います。
    今回はrd.2と比べて更に準備の質・量の差が結果に大きく影響したと感じました。
    我々は、前戦よりも更に戦う力を付けて、2位を獲得出来ました。
    運営のサポートや、観戦頂いている皆様に応援して頂けることを本当に幸せに思っています。
    今日の結果は、ドライバーとチームを後押しして頂いている皆様のお陰です。
    引き続き後半戦も頑張っていきますので、熱い応援をよろしくお願いします!
  • 百瀬選手:予選では速い選手の後ろを走りリズムをつかみましたが、トップとの差が開き悔しい結果に。セットアップも練習と違い苦戦しました。
    スプリントレース1ではスタートを決めてポジションを上げ、ポイントを確保できました。初参戦で急な変化にも冷静に対応できたのは良かったです。
    今回は初参戦かつチームにとっても大事な1戦でしたが、皆さんの協力もあってストレスフリーに走ることができ今回のような結果を出すことができました。
    サポートしてくださった皆様、本当にありがとうございました。次戦もよろしくお願いします。
  • 瀬田選手:

チームの働きは100点満点といえるほど素晴らしかったです。目標はすべて達成し、熊本チームを逆転してシリーズランキング2位まで上り詰めました。
自身への評価は100点満点中50点です。スプリント2でのミスは本当に反省していますが、その経験を活かしてセミ耐久では良いスタートを切り、安定した走りで結果につなげることができました。
地元での開催が無事に進み、観客の皆様の声援を直に受けられたこと、そしてチームとして初の2位とランキング2位獲得は大きな自信になりました。
運営スタッフ、会場を提供してくださった皆様、そして観客の皆様に心から感謝します。おかげでチーム皆でランキング2位を勝ち取ることが出来ました。次戦以降も引き続きよろしくお願いいたします。

会場の様子とイベント

ホーム会場となったマイン・シュロスでは、観戦イベントや勝又智也さんと近藤未波さんによるMC、シミュレーター体験会なども実施され、多くのファンが熱い声援を送りました。

今回もお子さん達に選手の活躍を近くで見てもらうことができました。

今後の展望

遠州ハママツモータースは、今後も地域に根差したeモータースポーツ活動を推進し、
上位進出を目指してまいります。
引き続き、皆さまのご声援をよろしくお願いいたします。

次戦の日程

UNIZONE第4戦  8/19(火)18:00~@イタヤマチバル(http://www.tromba.jp/itayamachi_bar/